【カンパラパック/サコッシュ】超軽量でフィット感もバッチリ。防水性も高くて登山でも街でも使えるタフなサコッシュ

khampalapack

より軽く、より快適に。「WANDERLUST EQUIPMENT」のカンパラパックを購入しました。

山ギアとして取り入れたサコッシュですが、山歩きにはもちろん、便利すぎてちょっとした買い物や旅行などの普段使いでも大活躍してます。

愛用してるのはカリマーの「トレックキャリー サコッシュ」で、メッシュ&ジップポケットもあって、前折れ式なので広げるとペットボトルも入るすぐれもので、普段遣いには問題ないですが、唯一の不満点がフィット感と防水性でした。

カリマーの「トレックキャリー サコッシュ」

これは非常に重宝してるのですが、登山で使うときに、前傾姿勢時にブラブラするのがうっとうしいのと、開閉部もスナップボタンなので雪山や雨の日にはかなり心もとない。そもそも耐水性ではないのでそういう天候では使うべきではない。

このへんをクリアするアクティビティ用のサコッシュが欲しい。

  • とにかく軽いもの
  • 破れにくく汚れにくい丈夫なもの
  • フィット感があってブラつかない
  • ショルダーの長さが簡単に変えられる
  • ジッパー付きで防水性がある
  • 3Lぐらいの収納力

ということで、いろいろと物色した結果、人気の「WANDERLUST EQUIPMENT/KAMPLA PACK(カンパラパック)」にたどり着きました。

目次

WANDERLUST EQUIPMENTのカンパラパック

軽いのはもちろん、ジッパーでしっかりと保護できて、カラダにフィットしてブラつかない理想形。マチがしっかりあるので、厳密にはサコッシュというかショルダーバックになるのでしょうか。

特徴

・容量:4L
・重量:43〜48g
・素材:X-PAC(他カラーにはダイニーマモデルもあり)
・サイズ:幅26cm(ダイニーマモデルは幅28.5cm) x 高さ16cm x 奥行き8cm

ハイキングのみならず雪山やクライミング、高所登山、沢歩きなどのシチュエーションでもタフに扱えることをコンセプトに設計されたとのことで、

なるほど、実際に持ってみると本当に軽い。たったの43〜48gしかなく、それでいて容量はしっかりとあるので、行動中の必要なものも十分収まりそう。

登山はもちろんですが、散歩やキャンプ、旅行なんかでも活用できそうです。

カラバリも豊富でよりどりみどり。アッパーなカラーも目立ってでいいなー、あえて淡い色でニュアンスを出すのもいいなー、どう冒険しようかなー、と散々と悩みました。

が、やはり冒険とは人の内側で起きるもの。そうそう簡単に趣味趣向は変わりません。悩んだ結果、最も面白みのないカラー「X-Black ×Black」をチョイス。X-PACのパリッとした質感は決してのっぺり単調ではないので、黒の中にも表情があって安っぽくないですね。

ボディーラインにフィットするように一枚布の立体裁断になっています。購入したのはX-PACを使用したモデルで、ダイニーマモデルよりも3cmほど横幅が狭くなっています。

耐久性・防水性にも優れるX-PAC

X-PACの防水生地のなので、タフに使っても問題ないでしょう。

完全防水ではないですが、止水ジッパーなので、ちょっとした雨や雪ぐらいなら十分な耐水性も期待できます。

左右どちらからでも開けられるジッパーになっているので、肩にかけたまま簡単に開け閉めできます。片手しか使えない時もあるので、ここはかなりのナイスポイント。

一枚布を採用したシングルポケットで超軽量

作りはものすごくシンプルでジッパーをひらくと、1気室のみのシングルポケットのみ。一応キーフォルダーがついているので、落としたくない鍵などはここへ。

ただ、もともと使っていたカリマーのサコッシュにはサブポケットが2つあって、それごとても便利だったので、できれば内側にもう一個ぐらいポケットあったらうれしいなとは思うのですが、シンプルに割り切っているのも魅力でしょう。あまりパンパンにいれずに運用でカバーしようと思います。

メリットもあって、構造がシンプルなことで、重さもたったの43~48gしかなくめちゃ軽です。カリマーの「トレックキャリー サコッシュ」も83gなので、体感的には結構軽いのですが、それと比べても圧倒的な軽さです。

容量はたっぷり4L。ただし入れ方には注意。

マチもあって容量もしっかりあるので、薄いサコッシュに比べてしっかり収納はできるとおもいます。

公式サイトには4Lの容量と記載がありますが、個人的には形状が台形なので考えて入れないとデッドスペースが生まれて4Lはフルに使えないかなと感じました。

日常使いでは長財布を使ってるのですが、こういった長細いものを入れてしまうと、残りのスペースが一気に使いにくくなります。小物を入れる分にはあまり気にせず使えると思います。登山やキャンプで使用する分はむしろ小物が多いと思うので、問題ないでしょう。

まあ、パンパンに膨らませて使うと重くなるので、ある程度必要なものが入れば問題なさそうです。いまのところ山行中に入れるものとしてはこんなものを想定してますが、これぐらいであれば十分入ります。サングラスを入れなければ500mlのペットも入りそうです。

  • サングラス
  • コンデジ(RX100M6)
  • 行動食
  • ペン&メモ、地図など
  • 財布、鍵
  • 除菌スプレー、ウェットシート、日焼け止め

ストラップの調整もスムーズ

実際に使わないとわかりにくいのですが、ストラップの長さ調整は調整部分を引っ張るだけで固定されるので、かなりスムーズで楽です。これもナイスポイントですね。

ストラップは一見不安になる細さなので、初めはこんなちゃっちい紐で大丈夫か? とおもってたのですが、ダイニーマスペクトラのガイラインを使っていて、耐荷重量は300kgまで耐えられるので、通常使用にも全く問題ないでしょう。

ジッパーをもダブル使用なので左右どちらからも開閉が可能です。片手で開けられるのはよく考えられてますね。

ショルダーは片方が着脱式のストラップになっているので、いちいち頭をくぐらせて下ろす必要がなくて便利です。ザックを背負ったままでサコッシュを外したいのにこんがらがって「イラー」ってなることがたまにあるので、これは地味にうれしい。

ショルダーパッドの素材がナイロンっぽくて、手で揉むとシャカシャカ、ペリペリと音がなるのがちょっと気になるのですが、使ってると馴染むのかもしれません。

よいところ、気になるところ

総合的にみて、カリマーのトレックサコッシュで気になっていた弱点を克服してくれたので、かなりよいです。

よかったところ
  • カラダにフィットする立体裁断形状なのでブラブラしない
  • ストラップ調整が簡単
  • 超軽量で耐久性・防水性にも優れている
気になるところ
  • 1気室なので小物が探しにくい
  • 台形なので収納するものによってはデッドスペースが生まれやすい

ラフにつかえる超軽量なタフサコッシュ

超軽量で耐久性・防水性にも優れていて、必要な小物もそこそこ入る。何よりカラダへのフィット感もかなりよいので、日常使いは「トレックキャリー サコッシュ」、登山やアクティビティは「カンパラパック」というふうに使い分けしたいと思います。

WANDERLUST EQUIPMENTはガレージブランドにありがちな、「情報はあるのにモノはない」みたいなこともなく、公式Webサイトからちゃんと買えます。ただ、注文してから準備するようなので、1週間から10日間ぐらいはかかりますので、のんびり待ちましょう。

WANDERLUST EQUIPMENTの公式サイト

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この記事を書いた人

無理しない、無茶しない、高みを目指さない、ゆるく絶景を目指す山好き、旅好きの夫婦。

山以外のゆる旅行も大好物。

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