カリマー クリーブ30を2年使って感じたメリット・デメリット

ザック

登山ザック選びで「デザインも軽さも収納力も欲しい」と欲張ってしまう方は多いのではないでしょうか。わたしがカリマーの「クリーブ30」を選んで約2年、日帰り登山から山小屋泊まで使い続けています。この記事では、実際に背負って感じたメリット・デメリットを、良いところも気になるところも正直にお伝えします。

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カリマー クリーブ30はどんな人向けのザック?

クリーブ30は、日帰り登山から山小屋泊まで幅広く使える30Lクラスのザックです。わたし自身も主に日帰り登山、そして山小屋泊のときにもこのザックを使っています。

「30Lって日帰りには大きすぎない?」と思う方もいるかもしれませんが、防寒着や行動食、山小屋泊用の荷物まで余裕を持って入れられるので、季節や行程を選ばずに使える汎用性の高さが魅力だと感じています。

なぜカリマー クリーブ30を選んだの?

正直に言うと、選んだ一番の決め手はデザインでした。登山道具は毎回背負って山に行くものなので、見た目が気に入っているかどうかは、想像以上にモチベーションに関わってくると個人的には思っています。

そのうえで、実際に使い続けてみて「デザイン以外にも気に入っている理由」がいくつか見えてきたので、ここから詳しく紹介します。

実際に使ってみて感じたメリット

ショルダー部分にドリンク収納スペースがある

クリーブ30は、ショルダーハーネスから脇にかけての部分に、ドリンクなどを収納できるスペースがしっかり確保されています。

一般的には、こうした収納がないザックの場合、〔メーカー名〕のドリンクホルダーのような別売りのアクセサリーを追加で取り付ける必要が出てきます。クリーブ30はその手間がなく、最初から実用的な収納が備わっている点は、地味ですが日々使ってみるとかなりありがたいポイントでした。

軽さ(UL的な設計)が気に入っている

登山ザックの中には、しっかりしたフレームやプレートが入っていて、背負ったときの安定性に優れているタイプもあります。ただ、その分どうしてもザック自体が重くなる傾向があります。

クリーブ30は、そうしたガッチリ系のザックに比べてかなり軽量で、UL(ウルトラライト)寄りの設計になっている点が個人的にはとても気に入っています。長時間背負って歩く登山だからこそ、この軽さの恩恵は大きいと感じています。

正面のメッシュポケットが便利

ザック正面のメッシュ(ネット)部分にも収納スペースがあり、すぐ取り出したい小物を入れておくのに重宝しています。見た目はシンプルですが、収納力は見た目以上にあると感じていて、行動中にちょっとした物を出し入れする場面で助かっています。

フロントジッパーでロールトップを開けずに出し入れできる

このザックはロールトップ式で、本来は上部をくるくる巻いて開閉するタイプなのですが、正面中央にジッパーが付いていて、わざわざロールトップを開けなくても荷物の出し入れができます。

歩いている途中でちょっとした物を取り出したいとき、いちいち上から開け直さなくていいのはかなり便利で、個人的にはこの機能のおかげで行動中のストレスがだいぶ減ったと感じています。

コスパの良さ

機能性や素材のしっかりした作りを考えると、個人的にはコスパの良さも大きな魅力だと感じています。同じような機能性を持つザックは他ブランドにもありますが、価格と機能・軽さのバランスで見ると、クリーブ30はかなり満足度の高い買い物だったと思っています。

使ってみて気になった点

正直に言うと、ベスト型のユーティリティハーネスは密着度が高い分、どうしても蒸れは避けられないと感じています。フィット感や安定感は気に入っているだけに、ここは軽さとのトレードオフだと割り切っています。

また、生地には撥水性はあるものの完全防水ではないため、本降りの雨のときはザックカバーが必須だと感じています。これはおそらく軽量化を優先した結果だと思うので、「軽さを取るか、完全防水を取るか」で言えば、わたしは軽さのメリットの方が大きいと感じていますが、雨の多い時期に登る方はザックカバーを一緒に用意しておくことをおすすめします。

カリマー クリーブ30がおすすめな人

  • デザインも重視してザックを選びたい人
  • 日帰り登山だけでなく、山小屋泊でも使える汎用性の高いザックが欲しい人
  • ガッチリしたフレーム入りザックより、軽さを優先したい人
  • こまごまとした小物をすぐ取り出せる収納が欲しい人

【カリマー クリーブ30】

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確認できている主な仕様(公式サイト情報より)

  • 容量:30L
  • 重量:約940g(Sサイズ)/約950g(Mサイズ)
  • 背面長:Sサイズ42cm / Mサイズ48cm
  • 主素材:N100D X-GRID リップストップナイロン(はっ水)
  • 価格:31,350円(税込)

一般的な登山用ザックと比べるとかなり軽量な部類に入りますが、フレームレスの本格的なULザックと比べるとやや重量があり、「背負い心地の良さ」と「軽さ」のバランスを取ったモデルだとされています。

参考:2023年モデルと2025年モデルの違い

わたしが使っているのは2023年発売の旧モデルですが、2025年に新モデルが登場し、いくつか改良されています。これから購入を検討する方は、新モデルの方が改良点が多いので参考にしてください。

  • ハーネスポケットが左右対称になり、両側にボトルを収納できるように変更
  • チェストストラップがバンジーコード+クリップからバックル式になり、操作性が向上
  • ヒップベルトが取り外し可能になり、軽量化したいときに便利に
  • サイドベルトの位置・角度を変更でき、着脱式バックルに対応
  • メッシュポケットの縫製がジグザグ縫製になり、耐久性が向上
  • 内部のハイドレーションポケットが、キーフックなどを収納できる小物用の吊りポケットに変更

こうして比べてみると、地味に使い勝手に関わる部分が着実に改良されていることがわかります。旧モデルユーザーとしては「あ、これは地味に便利そう」と感じる変更点が多いです。

まとめ

  • カリマー クリーブ30は、日帰り登山から山小屋泊まで幅広く使える30Lザック
  • 選んだ決め手はデザインだが、使い続けるうちにショルダー収納・軽さ・正面ポケットの実用性にも満足している
  • ガッチリした安定重視のザックと迷っている方は、軽さを優先するという選び方もあることを知ってもらえたら嬉しい

自分に合ったザック選びの参考になれば幸いです。

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