低山なら運動靴でも大丈夫?初心者が知りたい装備の目安

初心者Q&A

「登山を始めたいけど、道具を揃えるだけで何万円もかかりそう…」そう思って一歩を踏み出せずにいる人もいるかもしれません。実は、登る山によっては、運動靴や普段使いのリュックでも十分楽しめることがあります。この記事では、登山歴5年のわたしが、初心者向けに装備の目安をQ&A形式で紹介します。

Q1. 低山なら運動靴でも登れる?

登山道が整備されていて、危険な場所が少なく、歩く時間も短い人気の低山であれば、運動靴でも十分楽しめる場合があります。実際、静岡・浜松近郊だと、粟ヶ岳や秋葉山はスニーカーで問題なく登れています。

ただし、雨の日や滑りやすい岩場がある山では、防水性やグリップ力の面で登山靴に分があります。まずは天候が安定した日に、整備された低山から試してみるのがおすすめです。

Q2. 低山だからといって油断しても大丈夫?

これは要注意です。実際、「低山だから」と油断して登ったのが本宮山でした。人気の山で登りごたえもあったのですが、下山のときが特に滑りやすかった印象があります。

「低山=運動靴で余裕」と一括りにするのは危険で、山によっては標高が低くても道が急だったり、下山時に滑りやすい区間があったりします。

正直なところ、低山であっても、山奥まで入った状態でもし足をくじいてしまったら、という不安が頭をよぎることがあります。「備えあれば憂いなし」というほど大げさな話ではありませんが、足元(靴)は、登る山の特徴をあらかじめ調べたうえで選ぶことをおすすめします。

Q3. リュックも普段使いのもので大丈夫?

日帰りの低山であれば、防水性や背負いやすさにこだわりすぎなくても、普段使いのリュックで十分なことが多いです。

ただ、一つだけ意識してほしいのが、水分補給のしやすさです。登山中の水分補給は欠かせないので、歩きながらでもさっと水が取り出せるリュックだと快適さがかなり変わります。登山用ザックは、そのあたりがよく考えられていて、たとえばショルダーハーネス部分にドリンクを収納できるモデルもあります。

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登山用ザックの値段が高いのは、こうした工夫が詰まっているからだと思うと、納得できる部分も多いです。長時間歩く場合や荷物が多くなる場合は、体への負担を減らす意味でも、登山用ザックの方が快適に感じることが多いと思います。

Q4. ウェアはワークマンでも大丈夫?

個人的には、ワークマンのアイテムでも十分対応できると感じています。わたし自身、もともとワークマンのレインウェアから登山を始めました。

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登山用品をすべて高価なブランドで揃える必要はなく、必要な機能を考えながら、予算に合ったものを選べば十分だと思います。

Q5. いつから専用の登山靴を検討すればいい?

「もっと歩きやすい靴が欲しい」「足が痛くなった」「もう少し標高の高い山に挑戦したい」と感じたタイミングが、道具を見直すいいきっかけだと思います。本宮山のように、下山で滑りやすさを感じたときも、見直すきっかけの一つです。

実際に登山靴を選ぶときのポイントは、以前の記事で詳しく紹介しています。

登山靴の選び方【初心者Q&A】失敗しない基準を実体験から解説
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Q6. 山によって必要な装備が変わる、ってどういうこと?

比較的整備された低山と、標高が高くアルプスのような環境では、必要な装備がまったく違います。いきなり厳しい環境の山に挑戦するなら、それなりの装備を揃える必要があります。

大切なのは、「これが絶対」という装備を追い求めるのではなく、自分が登る山に合わせて必要なものを選ぶことだと、実体験を通して感じています。

まとめ

  • 粟ヶ岳や秋葉山のような整備された低山なら、運動靴でも十分楽しめる
  • ただし「低山だから」と一括りに油断するのは危険。本宮山のように、下山が滑りやすい山もある
  • 山奥で足をくじく可能性も頭の片隅に置き、足元は登る山を調べたうえで選びたい
  • リュックは水分補給のしやすさが大事。登山用ザックの価格の高さには理由がある
  • 山によって必要な装備は変わるので、まずは自分が登る山を知ることが大切
  • 道具は無理に全部揃えず、登山を続ける中で少しずつ揃えていけばいい
  • もっと専用の装備が欲しくなったら、登山靴の選び方の記事も参考にしてほしい

登山用品は決して安くありません。だからこそ、「全部揃えないと始められない」と思い込まず、まずは無理のない山から一歩を踏み出してみてください。ただし、低山だからといって油断せず、事前に山の特徴を調べておくことも忘れずに。

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