日帰り富士登山レポート|富士宮コースの持ち物と注意点

登山コース

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「富士山に日帰りで登れるのか不安」「何を持っていけばいいのか分からない」——そんな悩みを持つ方に向けて、この記事では静岡県在住のわたしが富士宮コースから実際に日帰りで富士山に挑戦した体験をもとに、アクセス方法・持ち物・天気対策・最新の入山ルールまでまとめて紹介します。

富士登山は日帰りでも大丈夫?

登山を始めて5年ほど、月1ペースでアルプスにも足を運んでいるわたしですが、正直なところ富士山の日帰りは体力的にかなりきつかったです。標高が高く空気が薄いこと、五合目から山頂までの標高差が大きいことから、「日帰りでも登れるけれど、しっかりした体力と早朝出発が前提」というのが実感です。

無理のない登山計画を立てる意味でも、普段からどれだけ体を動かしているかが、当日の余裕につながると感じています。

わたしの場合、五合目から山頂まで、往復で8〜9時間ほどかかり、山頂に着いたのはちょうどお昼12時ごろでした。日帰り登山だと、どうしてもご来光(山頂での日の出)を拝むのは難しいのですが、それでも山頂からの景色は最高でした。日本一の山に登ったという達成感は、何物にも代えがたいものがあります。

富士宮コースへのアクセス方法は?

富士宮コースはマイカー規制がかかる期間があり、わたしは水ヶ塚公園に車を停めて、そこからタクシーで富士宮五合目まで移動しました。

富士宮口五合目は標高約2,400mと、4つあるルートの中でも最も高い場所からスタートできるため、最短で山頂に立てるのが特徴です。ただし、その分「登りやすい」と言われがちですが、実際に歩いてみると急な登りが続き、決して楽なコースではありませんでした。

水ヶ塚公園から富士宮口五合目までのタクシー代は、6,000〜7,000円ほどでした。時間帯によっては割増料金がかかることもあり、思っていたより高く感じたのが正直なところです。それでも、早く出発して少しでも余裕を持って登りたい方には、タクシーがおすすめです。費用を抑えたい場合は、朝5時ごろから運行しているシャトルバスを利用するのも十分な選択肢だと思います。

日帰り富士登山に必要な持ち物は?

日帰りで挑戦する場合、特に持っていってよかったと感じたのが次の4つです。

  • ヘッドライト:早朝出発だったので、暗いうちに行動するのに必須でした
  • レインウェア:下山時に土砂降りに遭い、本当に助けられました
  • ザックカバー:雨の中でも荷物を濡らさないために欠かせません
  • ゲイター:富士山は砂地が多く、特に下りは小走りになりやすい分、靴の中に砂が入り込みやすいので持っていくのがおすすめです

山の天気はどう確認すればいい?

登った日は、静岡県内は晴れていたのに、富士山だけ雨が降っているという状況でした。山の天気は、麓の天気予報とはまったく違うことがあると、身をもって実感した出来事です。

そのため、山専用の天気予報アプリで、天気だけでなく風の状況もあわせて確認することをおすすめします。ただし、それでも山の天気は変わりやすいものです。「晴れの予報だから大丈夫」と油断せず、レインウェアは必ず持っていくようにしています。

高山病対策は何をした?

富士山は標高が高いため、高山病になりやすい山でもあります。わたしの場合は、頭痛が出たときのためにロキソニンを持っていきました。自信がない方は、携帯用の酸素ボンベを持っていくのも選択肢の一つだと思います。

ただ、酸素不足による高山病を防ぐ一番の対策は、道具に頼りきることではなく、自分のペースを保ちながら息を整え、余裕を持った登山計画を立てることだとわたしは感じています。焦らず、無理のないペースで進むことを心がけてください。

トレッキングポールも持っていくべき?

富士登山のような長時間・長距離の登山では、トレッキングポールもぜひ持っていってほしいアイテムです。各種研究では、トレッキングポールを使うことで膝への負荷が約20〜25%軽減されると報告されています。

実際、わたしもこの富士登山でトレッキングポールを使い、大活躍してくれました。特に下山は足元が不安定で怖さを感じる場面もあったのですが、ポールを地面に突きながら体を支えられたおかげで、なんとか無事に下山できたと感じています。

長時間歩く富士登山だからこそ、足の疲労を少しでも軽減できるトレッキングポールの効果は大きいです。トレッキングポールの選び方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

2026年の富士登山、知っておきたい最新ルールは?

2026年の富士宮ルートの開山期間は7月10日(金)〜9月10日(木)17:00でした。年によって多少前後するので、事前に最新情報を確認するのがおすすめです。

また2026年は、夜間(14:00〜翌3:00、山小屋宿泊者を除く)のゲート閉鎖規制や、事前に「FUJI NAVI」で入山証(QRコード)を取得しておく必要があるなど、新しいルールも始まっています。日帰りで挑戦する場合は特に、こうした時間帯の制約や事前手続きを確認してから計画を立てることをおすすめします。

おすすめアイテム紹介

ヘッドライト(ブラックダイヤモンド アストロ300)

早朝から行動する日帰り富士登山では、明るくなる前の暗い登山道を歩くことになるので必須のアイテムです。最初は安価なAmazon製ヘッドライトを使っていましたが、「いざというとき」の信頼性を重視して、今はブラックダイヤモンド アストロ300をメインに使っています。

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レインウェア(ミレー ティフォン50000)

下山時の土砂降りで実際に助けられたレインウェアです。防水性・透湿性ともに信頼できて、今でも愛用しています。

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ザックカバー(Frelaxy)

荷物を雨から守るために、ザックとセットで持っておきたいアイテムです。耐水圧5000mmで、落下防止のクロスバックル付きなのも安心できるポイントです。

Amazonでレビューが多かったので、30Lザック用として購入し、何度か使っていますが特に問題なく使えています。正直、素材やブランドへのこだわりは強くないのですが、装着するときの余裕を考えると、気持ち大きめのサイズを選んだ方が扱いやすいと感じました。

もしお使いのザックに専用のカバーが最初から付いているなら、それをそのまま使うのが一番です。マムートやミレーなど、ザック専用設計のカバーを買うという選択肢もありますが、その分値段は高めです。こだわりがなければ、こうした安価なものでも十分だと思います。

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ゲイター

ゲイターは登りより、実は下りで助けられました。下りはどうしても小走りになりやすく、その分砂が靴の中に入り込みやすいので、ゲイターがあると本当に快適さが違います。

わたしはロングタイプのゲイターを愛用していて、雪山でも使えるコスパの良さが気に入っています。ただ、ロングタイプはどうしても蒸れやすいのが正直なところです。真夏の富士登山のような暑い時期には、足首までのショートタイプの方が快適でおすすめかもしれません。用途や季節に合わせて選んでみてください。

ロングタイプ(わたしが愛用、雪山にも対応):
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ショートタイプ(夏場など蒸れが気になる方向け、気になっている商品):
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まとめ

  • 富士登山は日帰りでも挑戦できるが、しっかりした体力と早朝出発が前提
  • 富士宮コースは五合目の標高が高く最短ルートだが、急な登りが続く
  • ヘッドライト・レインウェア・ザックカバー・ゲイターは日帰りでも必須の持ち物
  • 山の天気は麓と大きく違うことがあるので、山専用の天気予報アプリでの確認とレインウェアの準備が大切
  • トレッキングポールは膝への負担を約20〜25%軽減してくれるので、長時間の富士登山では特におすすめ
  • 高山病対策として頭痛薬や酸素ボンベも選択肢になるが、一番大切なのは自分のペースを保った余裕ある登山計画
  • 2026年は夜間ゲート閉鎖やFUJI NAVIでの入山証取得など、新しいルールにも注意

来年の富士登山に向けて、早めに準備を進めておくと安心です。ヘッドライトの選び方はこちらの記事、レインウェアについてはこちらの記事、トレッキングポールについてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。

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