登山の虫除けスプレー、休憩の質が変わった話

安全装備

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登山の休憩中、耳元でずっと羽音がしてうるさい。景色を見ながらゆっくりしたいだけなのに、腕や首をパタパタ払い続けて、全然休んだ気がしません。今年の夏、奈良の竜王山に登ったらアブが大量発生していて、「これはもう本気で対策しないとダメだ」と思いました。

低い山だから虫は平気、は油断

ザックや靴など、装備は見た目にわかりやすいものばかり注目されがちですが、虫対策も休憩の満足度にかなり効いてきます。景色が最高でも、ずっと虫を払っていたら台無しです。竜王山は標高586m、歴史街道でも人気の低山ですが、あの日はアブの羽音が耳から離れず、休む気になれませんでした。

低山や沢沿いのコースは気温も湿度も高く、草木も多いので虫が湧きやすいです。標高が上がって涼しくなるほど虫は減っていくので、「低い山だし虫くらい平気でしょ」と油断すると、普通に痛い目を見ます。

コールマンのサラテクト ミストを導入しました

今年の夏から使っているのが、コールマン サラテクト ミスト(アース製薬)です。60mLで機内持ち込みもできる小ささが決め手でした。ディート10%配合で、蚊・ブヨ・アブ・マダニに加えて、ヤマビルの忌避にも使えると書いてあります。腕や足は15cmくらい離してスプレーし、顔や首は手のひらに出してから塗ります。ここは商品の注意書きどおりです。

以前紹介したヒル対策記事の「ヒル下がりのジョニー」は、ヒルが出そうな沢沿い限定で靴や裾にかける、お守りのような存在です。サラテクトの方は普段使いの虫除けで、休憩前や日差しが強い時間に肌へ直接使うことが多いです。きっちり使い分けているというより、結果的に2本を状況で持ち替えている感じです。

使ってみたら普通に効く

虫除けスプレーは「効いているかどうか」が正直わかりにくいアイテムだと思っていましたが、これは違いました。竜王山の一件以降、休憩中にアブや蚊にたかられる回数は減りました。少なくとも、羽音にイライラして落ち着けない、ということはなくなりました。においもキツくないので、休憩中にお茶を飲んだり行動食を食べたりしても気にならないのはありがたいです。

実は畑仕事も趣味でやっていて、夏場の畑でも同じスプレーを使っていますが、こちらでもほぼ蚊に刺されません。登山だけでなく畑でも効いているので、個人的にはお墨付きをあげたいくらいの信頼度です。

登山のクマ対策、クマ鈴だけで大丈夫?でも書きましたが、動物や虫のように「相手がいる」対策は、装備だけで完全に安心とはいきません。それでも、休憩の質がここまで変わるなら、十分もとは取れていると思います。

コールマン サラテクト ミスト

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低山だからと虫を舐めていると、痛い目を見ます。休憩のたびに虫を払っている人は、一本ザックに入れておくだけでだいぶ変わると思います。低山なら運動靴でも大丈夫?で紹介した山も、標高が低いぶん時期によっては虫が多いので、あわせて読んでみてください。

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