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登山を始めようと思ったとき、最初にぶつかる壁が「結局、何から揃えればいいの?」という疑問だと思います。わたし自身、40代で登山を始めたとき、ネットで調べれば調べるほど候補が増えて、逆に決められなくなった記憶があります。
この記事では、これまで実際に使ってきた経験をもとに、登山の「メイン装備」と呼べる4つ、登山靴・ザック・レインウェア・トレッキングポールについて、それぞれの選び方のポイントと、揃える順番の目安をまとめます。
なぜこの4つが「メイン装備」なのか
下山のときは、自分の体重の3〜4倍近い衝撃が膝にかかると言われています。40代になると筋力や関節の状態も20代・30代の頃とは違ってくるので、この衝撃をどう受け止めるかが、翌日の筋肉痛や膝の痛みを大きく左右します。
登山靴は足首の安定とスリップ防止、ザックは荷重を肩ではなく骨盤で受け止めるため、トレッキングポールは膝への衝撃を分散するため、レインウェアは濡れによる体温低下(汗冷え)を防ぐため。それぞれ役割は違いますが、どれも「体への負担を減らす」という一点でつながっています。
登山靴|足首を守り、疲れにくい歩き方をつくる
最初に買った靴はキャラバンのC1_02Sでした。コスパとゴアテックスが決め手で、日本人の足に合わせた幅広設計のおかげで靴擦れもほとんどなく使えています。その後、重さが気になってメレル モアブ3に乗り換えた経緯は、こちらの記事にまとめています。
ザック|荷物の重さを「肩」ではなく「骨盤」で受け止める
普通のリュックのように肩だけで荷重を支えると、長く歩くうちに肩こりや姿勢の崩れにつながります。登山用のザックはヒップベルトがしっかりしていて、重さを骨盤に逃がせるのが最大の違いです。日帰り登山なら、まずは30L前後で十分だと感じています。
レインウェア|「濡れ」より怖いのは「汗冷え」
山の天気は変わりやすく、雨に濡れること自体よりも、汗と雨で衣服内が蒸れて体が冷える「汗冷え」のほうが体力を奪います。防水性と透湿性を両立した素材かどうかが、選ぶときの一番のポイントです。
トレッキングポール|下山の膝負担を減らす、地味だけど頼れる相棒
正直、登山を始めたばかりの頃は「ポールなんて上級者が使うもの」というイメージがありました。でも実際に使ってみると、下山時の膝への負担がまったく違います。2本使うことで、足だけでなく腕でも荷重を分散できるのが大きいです。
揃える順番に迷ったら
正直、全部を一度に揃える必要はないと思っています。わたし自身も、最初から4つ全部が揃っていたわけではなく、使いながら少しずつ買い足してきました。
あえて優先順位をつけるなら、まず足元(登山靴)と膝への負担を減らすもの(ポール)。この2つは安全に直結するので早めに揃えたいところです。そのあとで、天候急変に備えるレインウェアと、荷物が増えてきたタイミングでのザック、という流れが無理がないかなと思います。
まとめ
登山靴・ザック・レインウェア・トレッキングポール。この4つは、それぞれ単体で見ると別々の道具ですが、実際には「体への負担をどう減らすか」という同じ目的でつながっています。
一歩一歩、自分のペースで揃えていけば大丈夫です。実際わたしも、全部が揃うまでにはそれなりに時間がかかりました。焦らず、まずは足元から。それだけで、山での景色の見え方が変わってくると思います。
