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八ヶ岳の冬、気温マイナス9.5度・風速16.5m/sで体感マイナス26度を経験してから、冬山の防寒対策は妥協しない方がいいと、本気で思うようになりました。とはいえ、いきなり全部揃えるのは正直しんどいですし、お金もかかります。この記事では、私が実際に使っている冬装備と、いま検討している冬装備を、部位ごとにまとめておきます。これから冬山デビューする人が、何から揃えればいいか迷わずに済めばうれしいです。
頭・顔まわり、バラクラバは検討中
八ヶ岳でフードとサングラスだけで登ったとき、顔がちぎれそうな寒さを経験しました。バラクラバの記事にも書きましたが、正直、私はまだバラクラバを持っていません。次の冬に向けて、かさばらず呼吸もしやすいモンベルのジオラインL.W.バラクラバを本気で検討中です。高いものを揃える必要はありませんが、防寒は命に関わる部分なので、ここは妥協しない方がいいと思っています。
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ベースレイヤー、化繊の上にもう1枚重ねる
化繊とメリノウールの使い分けでも書きましたが、冬は夏用のドライナミックメッシュの上に、普段はワークマンのメリノウールを重ねています。条件が厳しい日は、メリノの代わりにモンベルのジオラインM.W.(厚手の化繊)です。一番肌に近い層だからこそ、ここをケチると汗冷えのリスクが上がります。レイヤリング4層の考え方を先に読んでおくと、この後の防寒着・シェルの位置づけも分かりやすくなると思います。
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ミドルレイヤー、フリース派
ミドルレイヤーは基本的にフリース派で、モンベルのシャミースジャケットとクリマプラス100を使い分けています。化繊インサレーションより価格を抑えられるのが理由で、風が強い稜線では、フリースの上からレインウェアを羽織って防風を補っています。このあたりの考え方もフリース+レインウェアの記事にまとめています。
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アウターシェル、冬用は透湿・防水がやっぱり大事
夏用のティフォン50000ストレッチとは別に、冬は裏地が起毛になっているティフォン50000ウォームに使い分けています。レインウェアの価格帯によって何が変わるかは別記事で詳しく比較したので、そちらも参考にしてください。
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手、テムレスがコスパ最強
雪山用の手袋は最初から高いものを揃えなくても、アウトドア テムレスが2,000〜4,000円くらいで十分活躍してくれます。ゴアテックスグローブの相場が1万円前後なことを考えると、破格です。予備の手袋を必ず持っていくようになったのも、冬装備を揃えてからの習慣です。
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足元、チェーンスパイクから
雪道の足元はチェーンスパイク・軽アイゼンで書いた通り、モンベルのチェーンスパイクから入って、滑りやすい稜線用にスノースパイク10を後から買い足しました。いきなり本格的な10本爪アイゼンを揃える必要はなく、まずはチェーンスパイクで様子を見るのが現実的だと思います。
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全部一気じゃなくていい
こうして並べてみると結構な装備数になりますが、全部を最初のシーズンで揃える必要はありません。私も八ヶ岳での痛い経験を経て、少しずつ買い足してきました。優先順位をつけるなら、命に関わる足元(チェーンスパイク)と手(テムレス)を先に、それから頭まわり・ミドルレイヤーを整えていく順番がおすすめです。冬山は装備次第で快適さも安全性も大きく変わります。財布と相談しながら、焦らず一つずつ揃えていってください。
夏山の道具も含めた最初の費用感は、登山の初期費用の記事にまとめています。
